sisiの生島です。
結局『水疱瘡』だったのの果、、、またまた出産報告を不本意ながら引っ張ってしまい、大変失礼しました。
もう良いよ、、、となってる方もいらっしゃるかもしれませんが、そうはおっしゃらず最後までおつきあい下さい。
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そこそこの陣痛が5分置きに起こって来るものの子宮口は全開の10cmにはまだまだ及ばない2cm。数時間前と
変わり無し。
あぁ、二人目は楽だ、早い、と聞いてたものの、私の身にはそんなありがたい事は「やっぱり」起こらないのだ、と結構悲観的な私。これもまた小心者の常なのでしょう。
しかし陣痛の痛みは増して来る。
隣で寝ているのの果を気にして押さえていた声もそろそろ限界。壁の梁(じゃ、ないな、なんて言うんでしょうか、あれ)を握りしめつつ「ゔ〜、ゔ〜」と声が出る。 「あぁ、これ以上行くと『横浜のおっさん』が出て来るなぁ」*前回の出産の時に出て来た謎の幻覚『横浜のおっさん』と苦しみながらも考える私。
しかし、こんなに痛くとも感じる『尿意』。
「今行かないと恐ろしい陣痛来たらそれどころちゃうわ」と決意し、陣痛と陣痛の間の束の間「トイレ〜」と移動する。寝ているお部屋の真ん前にあるトイレ。しかし、いつ次の陣痛がやって来るか、とへっぴり腰で移動。
なんとかトイレに辿り着き「おしっこ」(すいません。)。それが「へ?私、いつからしてなかったっけ?どんだけためてたの?」と言うぐらいの量が出る。2リットル???そんな事は無いのかな。
破水が起こってからとにかくびびりまくっていた私はトイレどころじゃ無かったみたいです。痛いながらも「出たなぁ〜」と異様に感心しつつ旦那に抱えられる様にして部屋に戻る私。
時々感じる胎児の動き。いつもと少し違い、ぐぐ〜っと伸びをする様な感じ。助産師さんに聞いてみると「どうやって降りて行くかな、と決めかねてるんやよ」との事でした。
時間は1時半過ぎ頃だったでしょうか、「陣痛の間隔を計るね」と横で背中をさすったり飲み物を勧めてくれたりしていた旦那が「あれ、間隔短く無い?」と言い出す。そうなんです、この辺から急に5分置きだった陣痛がノンストップに! 横になっていられなくて、前回楽だったちゃぶ台に抱き枕を乗せ、覆いかぶさる様な四つん這いになっていた私ですが、もうそれも駄目!「そうだ、こんな格好もしてた」と思い出し、四つん這いの変形でそのまま正座して足の踵でお尻を圧迫(こうすると痛み楽なんですよ。)するも、激しい陣痛に耐えられなくなって!!!
陣痛は長くても1分、と言われていますがその1分が長い長い。そしてその後にしばし休憩が… 来ない〜〜!どうなってんの??
激しい痛み、それをもう声と前後に体をゆする事で必死になんとか耐えようとする私。痛みが止んで行くものの余韻とぜえはぁぜぇはぁと言う呼吸を整えるので休憩とは行かない。 そしてちょっと呼吸が収まりかけた途端にグオォォォと起こる恐怖の痛み。
「なんでぇ、ちょっと早過ぎへん?なんでなんで??」と汗みどろで髪を振り乱したてに横に前後に揺れる私はまさに『イタコ』状態。(イタコって分かります?参考までにちょっと調べました。*東北地方で口寄せ(死者の霊などを自分の身体に降ろして語らせる行為)を行うシャーマン。盲目や弱視の女性が生計を得るために成巫する場合が多い。)
こんな事書くと、これから産む人、産もうとしてる人は「ひえぇ〜」と思うかもしれませんが、すいません! ただ、「もう無理、これ無理、ほんま無理。これがこれ以上になるんなら失神するし、させてくれ!!サバンナで大型動物に銃で鎮静剤(?睡眠薬?)を打つ様に、私に打って〜!」と頭の中でぐるぐる思考が。
まだ陣痛始まって2時間ぐらいなのに(のの果はこれが16時間)既に泣きが入ってる私。完全に涙目で、涙を流す余裕も無く、助けて、私が何をしたってーの?もう無理、ほんまに無理やねんっ!と言う気持ちで旦那の肩を掴み揺さぶっていました。(なんとか出来ないか〜〜〜〜!と懇願状態。)
おかしいですよ、5分間隔がいきなりノンストップ!って。子宮口2cmとか言ってるのに!私はもうパニックで「これが明日まで続くの???」と。
四つん這いも無理、正座も無理、イタコも無理!!無理無理無理!
「痛すぎるから横になるぅ」と、再び横になるものの、やっぱり無理!そして再び起き上が(じっとして居られない痛さなのです。)ろう、とした瞬間!!
「んぐっ」とあの、あの懐かしい感覚が!
そうです、「イキみたい」感覚なんです。 ちなみに「イキむ」と言うのは力む、みたいな感じ(一緒?)で最後に赤ちゃんをえいやーっと絞り出す事です。(多分)
そんな、なんで?なんで今? 何故なら前回イキんだのは16時間後、「もう産まれるよ〜」って時だったのですから。
「S、S田さん呼んでぇ〜〜」と20分程前に2階に上がったばっかりの助産師さんを呼びつけてしまう。(あぁ、すいません、でも、おかしいんです、ノンストップだし、イキみたいし!)旦那も「へ?そう、そうだね、そうしよう」と。
「なんかね、陣痛が止まなくて、ノンストップなんです」と携帯で(無線状態)伝える旦那。
すぐにS田さんは降りて来られて「あらら、そうやねん、上にさ、声がずっと聞こえるからさぁ〜。」と。「どうかな、進んでる感じやね、ちょっと大丈夫?」と私に上向きになれるか、そして内診出来るか聞いて下さるものの、もともとの腰痛もあるし、怒濤の陣痛攻撃にヘロヘロの私。七転八倒とはあの事でじっともしていられないし、内診されたら死んでしまう!!!
「いけます、いや、無理、来る、来る、うぎゃー」(いけます、と言いたいものの陣痛がまた来るし、恐ろしいし痛いし!)と私。とにかく下着を取って様子を見て頂くのが精一杯。
「あっ」とS田さんの顔が変わる。「うぐぐぐぐ〜〜〜〜〜〜〜っ」と私。
「ちょっと待ってよ、まだあかんよ、まだあかんよ」とS田さんがにわかに慌ただしく動き出す。旦那に「古谷さん、ちょっと押さえてて」とお願いして隣の部屋へ。
「なに?なに?どうなってんの?私、これ、おかしいでしょ?どうにかしてくだざい〜〜〜!」と頭の中で懇願、そしてパニック!
S田さんは助産師のS山さん(いつもお世話になっている)に電話して「今すぐ来て!」と伝えている。(家は近くなのです。) 「なに?なに?それってどう言う事?私、いま、どういう状態???」とますます焦る。
S田さんが戻って来られたので「なんかイキみたい感覚がぁぁ」と伝えると「あかんよ、あかん、まだあかんよ」と。
そりゃぁそうですよね、2cmだもんなぁと思いつつも「少しは子宮口広がってるかもよ。でも、内診は無理だぁ」と思っていたらなんだた違う感じ。
「これ、敷いてからね、古谷さん(旦那の事)ちょっと持って。腰上げれる?せーの」と私のお尻の下に防水シーツを敷いている。
あれ?これってのの果のとき、最後クライマックスの時にしてた事ちゃうのん? この姿勢、これって、、、?
「赤ちゃん、自力で出て来るからイキまんで良いよ〜、はーい」と準備万端。
「へ?もう産まれるんですか?」と私はこの問いを100回ぐらい頭の中で繰り返していたと思います。まさに「鳩が豆鉄砲喰らった」顔だったと思います。(痛くて端から見るとそうは見えなかったかもしれませんが。ちなみに私は「鳩」に似てる、と過去に何回か言われています。)
もう、そんな所に来てんの???
10cm全開よ、とかそういう話は? あれー?
「いやぁ、びっくりするなぁ。早いよね、一気に進んだね、順調順調、ははは」なんてS田さん。「で、もう産んで良いんですか?ほんまですか?私騙されてない??」と声にならない声で聞いた様な、、、。しかし陣痛は容赦なくやって来る。でもでもでも、もう出て来るんだったら!!
「ばっちこーい!」
のの果の時に、赤ちゃんの頭が出て来た後に「イキまない」様にする為にした「ファファ」の声を出す様に指示される。助産師さん、私、旦那が声を合わせて「ファァファ」と合唱。 あぁ、本当に産まれるんだ、嘘みたい〜!やったー でも、ほんと?とまだ疑う私。 耳元で「順調だって、良かったね、順調なんだよ、早いんだよ」とずっと声をかけてくれる旦那。あぁ、そうなんや、本当に順調なんだ、早いんだ、二人目やっぱり早いんだ〜〜〜、と私。
ファファ言うものの「早く会いたい!出したい!更に生理現象は押さえられん〜〜」と陣痛の波に合わせて3回に1度ぐらいイキんでしまう。 それもS田さんは計算のうちなんでしょうね「良いよ〜、上手やよ〜」とひたすら褒めて下さる。(これが本当に嬉しい!励まされる。)
S山さんも駆けつけて来て下さってニヤニヤして(ニコニコ、と言うよりニヤニヤが似合う。)「間に合った〜。早いねぇ〜」と手袋を付けながらお部屋へ。(検診の度に「おっきいねぇ赤ちゃん、産むの大変そうやねぇ、い〜ひっひっひ」と楽しみに(?)して下さっていた。)4人で産む。
ファーファーファーファーファー
そこへムックリ起き出したのの果が「??」と言う顔をしている。 母が「うぐぐぐぐ〜〜〜」と汗みどろで唸ってるのを見て怖がってしまうかな、と思って「のの果〜」と笑って見せるものの漏れる声。そのただならぬ様子を見てニヤ〜っと笑い、私の頭をなでて「ママちゃんなぁ〜」と言っている。さすが!
助産師さんが「のの果ちゃん、こっち。赤ちゃん産まれるよ!」と私の足下の方に導いて下さる。のの果は興味深そうに覗き込み「あかちゃん、なー」と言っている。
「髪の毛見えて来てるよ〜」とS田さん。 ファーファーファーファー
「出て来た出て来た!」と皆が。 うう、ほんとだ、この「なんか挟んでる感じ、懐かしい感覚だ〜」と私。(すいません、頭挟んでるんですね、これが) あの時に「あぁ、ほんまに産まれるんや、間違いない」とやっと本当に安心した様に思います。(疑い過ぎ?)
そこからはもう「うま〜れる〜、うまれ〜るるる〜、もう、これ終わり〜〜♪」とご陽気な気分でした。 何度かイキんだ瞬間、あのザバババババ〜〜〜ともう、赤ちゃんも内蔵もあれもこれも、出て良いものから駄目なものまでぜ〜んぶ出る(?)感覚。(大きな大きなサザエのつぼ焼きから中身をぐるるる〜っと出す感じ。爽快極まりない!)
気持ち良い〜〜〜!
そして余韻に浸る間もなくこの大きな偉業(自分で言ってしまおう!)のご褒美が可愛い力強い産声をあげて私の胸に。
ほわっほわっ、ほわっと小さい四肢を動かして。 それはそれは綺麗な男の子でした。
またまたじわじわっとこみ上げるこの感覚。
あぁ、4人家族になったんだ。嬉しい、そしてありがたい。
こうして2人目が産まれるにあたってたくさんの人に協力してもらい、助けて頂きました。 家族、友達、sisiのお客様!
子供が出来、産まれる、という事は自然な様でいて、数々の奇跡によって初めて与えられる事である、と今回も強く感じました。
欲しくても欲しくてもなかなかやって来ないベビー、その逆もあるでしょう。 私の大切な友人知人からも「早く欲しいんだけどね」と言う話も聞き、なんだか一人浮かれてる様で考える事もありました。
ただ、私の、私たち家族を選んで産まれて来てくれたこの赤ちゃんを私たちが大切に産み、育てる事こそ私たちの今の大きな役割、だと思っていますし、その『役割』を私は大きな幸せと共に担いたいのです。
えらく今回も長々と引っ張った『お産報告』ですが、おつきあい下さってありがとうございます!
今回もお世話になった助産所『わ』さん、本当にありがとうございます。今回も畳の上で元気に笑いながら(?)産ませて頂いた事、本当に感謝しています。
そして楽しみ、そして心配しながらも見守って下さったこのブログを読んで下さってる皆さん、無事に産まれました〜!
名前は『天悟』(てんご)です。天ちゃんです。(お父さんの名前の「悟」から一文字もらいました)新しいメンバーです、どうぞこれから宜しくお願いします。 のの果はお姉ちゃんになり、「てんちゃーん、てんちゃん」と朝から晩まで大興奮です。
ますます楽しい生活、人生となりそうで私もウキウキ。 赤ちゃんってこんなんやったわ〜、と寝不足ながらも楽しく愛しい息子のほっぺを優しくつねったり鼻にちゅーしたり(ウンチをかけられたり…)して過ごしています。
あ、ちなみに一気にお産がすすんだのは今になって考えると「おしっこ」がキーだったかもしれません。以前どこかで「膀胱に尿がたまっていると胎児がすすむのを妨げる」と書いてた様な… ははは 妨げてたみたいです。
*ビッグベイビー 3545g!(でも、これで済んで良かった。)
*翌日S田さんに沐浴後着替えさせてもらっている天ちゃん。
*抱っこされて「満足じゃ〜」





コメント (8)
投稿者: イワアツ | 2008年11月13日 18:26
日時: 2008年11月13日 18:26
投稿者: sisi | 2008年11月01日 14:27
日時: 2008年11月01日 14:27
投稿者: お宿かびら | 2008年10月30日 14:46
日時: 2008年10月30日 14:46
投稿者: ゆかりん | 2008年10月27日 22:00
日時: 2008年10月27日 22:00
投稿者: あじさい | 2008年10月23日 09:27
日時: 2008年10月23日 09:27
投稿者: sisi | 2008年10月22日 14:42
日時: 2008年10月22日 14:42
投稿者: yoshie | 2008年10月22日 11:42
日時: 2008年10月22日 11:42
投稿者: しみっちゃん | 2008年10月22日 07:26
日時: 2008年10月22日 07:26